らいふあーと21宣言！
人間誰もが思うことなのでしょうが、豊かに生きたい！と思います。私がそのことを思い始めたのは20代半ばの頃からです。今でもそう思いますし、豊かさの中で自分自身を成長させたいと思っています。
若き頃海外の自然を中心に何か国かを旅したことから始まり、読書に耽り、神仏を崇めだし、福祉にはまり、山々を駆け巡り…、そして今では小さいながら農業をしたり、まちづくりに関わったりもしています。この20数年間それらを通じて得られたもの。それは、私たちは地球や宇宙からの恵みによって生かされているということと、そしてもうひとつ私たちの周りには見える世界だけでなく、見えない世界があるということです。そしてカタチのないもの、カタチのない世界の中にこそ本当の豊かさがあるということの気付きです。
私たちには肉体があります。すなわちカタチあるものでもあります。ですからもちろんカタチあるものも大切であり、そこにも豊かさがあります。同じく地球の恵みにもカタチあるものとないものがあります。それもまた真実です。ですからカタチあるモノも大切にしなければなりません。
けれども現在このカタチある世界（見える世界）は大いに荒らされ、破壊される一方の状況にあります。自然を見て下さい。資源開発、都市開発、そして産業開発、経済成長のために自然はどんどん破壊されています。大地も水も空気も汚染され、地球が痛めつけられています。その結果として異常気象が世界中で頻発し、人々を不安に陥れています。
それだけではありません。人間は人間の身体や脳も破壊しています。経済優先・利益優先の結果人々は身体に不適合なものを取り入れるようになりました。そして、これまでなかった病気や障害に見舞われるようになり、現在多くの人々が苦しんでいます。更には社会も破壊され、奇怪な事件が次々と発生するようになり、多くの人々が不安や恐怖の中で暮らすようになっています。今や地球環境も社会も、そして人間自身も今や悲惨な状況となっています。
その原因は何でしょうか。産業開発、経済成長、利益優先などそれらを突き詰めるとすべてはひとつにたどり着きます。それは人間の「エゴ」、「欲望」です。人間のエゴが行き着くとこまで行き、現在の状況となっているのです。このままでは滅びるしかない。それが目に見え始めています。
このような状況の中、それを食い止めるために、私は今こそ見えない世界の存在を一人でも多くの人が理解し、そしてその世界にこそ真実があることを知ってもらう必要があると思うのです。エゴを追い求め、カタチあるモノに執着し、それらを求め続けることの行き着く先は無間地獄に陥ること、そして滅亡です。
もちろん多くの人々が私はそのようなことはない、むしろ平均的な水準の暮らしをしている、あるいはそれ以下の暮らしをしていると思うでしょう。あるいは私は質素を心がけていますという人も多いでしょう。今や１％の持てる者と、９９％の持たざる者に社会は分離しつつあるのですから、そう思われる人が多いのも当然だと思います。けれども、それでもやはり見つめ直すべきだと思うのです。何故ならモノを持っている、持っていないは見える世界の結果であり、見えない世界ではないからです。見えない世界、あるいは精神の世界はどうでしょうか。心の奥を覗いてみれば、そこに欲望の世界、あるいは妬みの世界が展開されていませんか？
さて私は私自身に大した霊能力があるとも思いません。世の中には龍が現れお告げをくれる人、小人が現れ話しをしてくれるという摩訶不思議な能力をもった人がいます。あるいは人のオーラが見え、あなたは何色に輝いていますと教えてくれる人もいます。私にはそのようなものが現れるわけでもありませんし、オーラを見ることもできません。ただこれまで生きてきた中でいくつかの不思議な体験をしたことはあります。そしてそれらを通じて見えない世界があることを実感し、確信しました。
そこで私は自分の体験を通じて、あるいは本や人からの学び、自然とのふれあい、瞑想などを通じて、私の中に直感として出てくるもの、その時に浮かんだ私の考え、それらを書き、少しでも伝えていきたいと思います。それ私が今行うべきことだと思うからです。それによって少しでも人々に見えない世界を知ってもらい、地球を大切に思ってもらうことができれば、地球はわずかでも美しさを取り戻していくでしょうし、その人のためにもなると思うからです。
ここに書き綴ることは、現在の私自身できていないこと、できないことも沢山あります。けれどもここにあるものは、この先豊かに生きていくための私自身の指針にしようと思いますし、またみなさんへの提案し、共有していきたいとも思います。中には間違っていることもあるかもしれません。それでもそれはその時に私が思ったこととして書き残します。
私は1970年生まれです。あと33年で2050年、80才となります。その時まで生きているかどうか分かりませんが、その時までには美しい地球を取り戻したいと思います。地球にどれだけの猶予が残されているのか分かりません。もしかするとあと数年しかないかもしれません。それでも2050年には人々が美しき地球上で豊かに暮らし、そしてその豊かさの中から成長していく世界が実現されていることを夢見て、書き綴り、時に描いていきたいと思います。
地球のお世話係として、地球と共生・共発展する世界をつくります！
2017年6月9日
らいふあーと21～僕らは地球のお世話係～
野本 英教 |
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