社会の真の価値
弱った仲間を見捨てない。
豊かなものは貧しいものに分け与え、貧しいものはそれを遠慮なく頂戴する。
弱者がいなくなれば、強者の繁栄もありえない。
「社会の真の価値は、その中のもっとも弱いメンバーをいかに守るかによって決まる」
という、
職人たちが好んで口にする言葉は、樹木が思いついたのかもしれない。
森の木々はそのことを理解し、無条件にお互いを助け合っている。
ペーター・ヴォールレーベン 「
樹木たちの知られざる生活
」
“社会福祉“より抜き出し
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