許しこそ人生最大の光なり





人間は誰でも間違いを犯します。だからこそ人間なのです。もし全く間違いを犯さなければ、この地球という魂の修行の場の存在は必要ではなくなります。人間は間違いを犯すものだと理解して生きていれば気が楽になります。そしてこの間違いに対してどのように 対応していくかが問題となるのです。  

自分の間違いについて、ほとんどの人は甘く見、反対に他人に対しては厳しく見ています。しかしこれでは魂の進化向上にはなりません。自分も間違うのですから当然相手も間違います。ゆえに相手に対しては寛大に見なければなりません。そしてこの時に自分の意識の中に暖かいものがこみ上げて来ます。これが光なのです。  

人を許す行為は光を呼び込むということであり、エネルギーを高めるものでもあり、光の天使たちを自分の近くに呼び寄せる働きを持っています。この真実を知って、自分の人生は許しの人生であると固く決めて生きた方が有意義な人生になるのです。そして悔いの ない生涯を終えることになります。  

許しは難しいものですが、この許しは天界からの最大級のご褒美なのです。自分を生かし人を生かしていくためには、許し難きを許す英断が大切なのです。



助安由吉こころのうた2017年9月号」 今月の言葉~壁内観より~


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