空高く海青かりし 
旅するお遍路さん
このコーナーはEikyoが四国88ヶ所霊場を歩き遍路として巡礼した時の日記です。 

 いま読み返せばずいぶんと大きなことを書いていると思うところが多々ありますが、現在の自分と比べてみると…、相変わらずの小心者の心もあり、変わったのやら変わっていないのやら…。

 ただ今思い返せば、あの頃は弘法大師空海にあこがれ、少しでも追いつきたいと思っていたことは確かです。ずいぶん重たいバックパックを担いで歩いていたのですが、(途中々遍路をしている女の人達から「あなたみたいに重たいバックパックを背負ってる人は見たことないわ。」って言われました…。)途中からそのバックパックは空海さんとなり、自分では空海さんを担いでいるつもりで歩いていたことを覚えています。「空海さんも(ずっと高野山の奥の院で)坐禅のしすぎで足が悪いやろ…。」とか呟きながら歩いていました。自分にとっての同行二人はまさに弘法大師空海さんと一緒だったのですが、空海さんを背負っての同行二人でした。

 そしてかなり無理もしました。火事場のくそ力というものでしょうか?空海さんを背負って一日に山をいくつも登り、かつ何十キロも歩きと、現在の自分では到底できないこともかなりあります。

 また当時鹿児島にある最福寺の法主池口恵観様著の「心を鍛えれば運は開ける」(成甲書房)をバイブルのようにしており、法主様こそ現代の弘法大師空海だと思い、そこに修行に行くぞと気合を入れていました。(この四国88カ所を歩くと決めたのは、その最福寺に修行に行くための前段階として自分に喝を入れるためでもありました。)

 これから歩き遍路をする人の参考には全くなりませんが、また当時の日記(ほぼ)そのままを載せているので、意味のわからないところ、方言そのまま、生意気なところが頻繁に出てきますが、読んでいただけたら幸いです。








お遍路日記
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回顧録

(スピ)孤独を感じているあなたに


 ブログより (お遍路関係)

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(13.10.17)

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(15.10.07)

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